ミソサザイの幼鳥
清里高原の川俣渓谷は梅雨の雨に潤され、初夏らしい緑に覆われています。
街中よりも幾分も涼しい渓谷は、少し控えめな初夏の花も咲き始め、とても気持ちの良いハイキングコースです。
さてそんな川の音が響く渓谷で、水音にも負けないくらい賑やかに響き渡る鳥のさえずりが聞こえてきます。
せわしなく聞こえる声の主はこのとても小さな茶色い鳥です。
この鳥の名前はミソサザイ。名前のサザイは「小さい鳥」を表す「さざき」という言葉が由来なようで、事実、とても小さな可愛らしい姿をしています。
写真はまだ幼い個体で、渓谷を散策していると5羽ほどの幼鳥が私のことを囲んでしばらく飛び回っていました。
幼い彼らには、人間に対する恐怖心より好奇心の方が強かったのでしょう。
しばらく彼らと渓谷の雰囲気を楽しみながら会話をすることができました。
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